名古屋港水族館太郎、略してポータンによる、ネタの世界です。
長台詞台本です。
ツイキャスの声劇などで、ご自由にお使いください。
・にほんむかしばなし
配役:「老人」、『子供』(どちらも性別設定自由)
老人が昔語りをしているという状況設定以外は、ご自由にどうぞ。

「こんな話を知っているだろうか……?
とある老人が、森の中をよろよろと彷徨っていた」

『その老人が実は助けた鶴で、お礼に旗を織りにやってきてくれてたんでしょ?』

「違う。
その老人は大切な人を失くし、哀しみのままに歩き続けていた」

『その大切な人は、かつて自分が助けたキツネでした。
しかしお礼をしてくれているのではなく、畑の作物を盗んでいるのだと勘違いした老人は、
そのキツネを猟銃で撃ってしまった・・・・・!』

「それも違う。
大切な人っていうのは、恋人の事じゃ」

『……恋人。
ちいさくなって耳の穴から脳組織に侵入して、肉の芽を植え付けるアレか』

「違う。それは恋人っていうか、ラバーズじゃ。
……お前、ワシの話を聞く気はあるのか?」

『質は良いけど、破れやすいし水にあまり強くないから、
そんなに頻繁に使う気はないかなあ』

「和紙じゃない、ワシの話じゃ。
そんな面倒なボケをするから、どこまで話したか忘れてしまったじゃあないか」

『それは、老人性の痴呆ですよ。
昨日の夕飯とか、自分の生年月日とか、ちゃんと思い出せますか?』

「違う、失礼だなオマエ。
そうそう、老人は大切な人を失くして……」

『ピー。入力された情報が、前回と重複しています』

「なんで急に機械化したんじゃ。
知っとるわ。だから、その先をいまから話すから。黙って聞いておれ」

『わかりました。
黙したまま、何も語りません』

「……そして、その老人は迷い込んだ森の奥で、
怪しい洞穴を見つけたんじゃ」

『洞穴の中には金銀財宝、玉手箱、大きいつづらと小さいつづらがありました』

「黙ってないじゃないか。
ていうか、全部一気にここで済ませようとするなよ」

『で、どのつづらを持って帰ったんですか?』

「つづら限定か!
ていうか、そんなもの何も出てきてないわ!
洞穴の中には、謎の光る物体がおったんじゃ」

『エイリアンですか?エイリアン2?3?
まさかのVSプレデターですか?』

「エイリアンシリーズの話じゃない!
そこにあったのは、黄金に輝く……」

『映画のエイリアンって、もう続編作るべきじゃあないよね』

「おい、関係ない話を混ぜるな!
よいか。そこにおったのは、黄金に輝く翼を持った……」

『あの時助けた、鶴でした』

「違うっつーの!
お前、ワシの話を聞く気があるのかあ!!」

『あ、鶴じゃなくて鷲だったんですか』

「そっちじゃねーよ!もういいよ!!」




追記を閉じる▲
スポンサーサイト

【2017/05/23 14:18】 | 長台詞台本
|
長台詞台本です。
ツイキャスの声劇などで、ご自由にお使いください。

・WORKING!!
配役:女性(性別変更自由)、背景設定はご自由にどうぞ
※今回は一人称視点から語る、1人台本です。

「いらっしゃいませ!
お客様、こちらでお召し上がりですか?

あっ、お持ち帰りで!そうですよね、おひとりですもんね!
おひとり様で店内で食べて帰るって、割と寂しいですもんね!

あっ、すいません!余計なことを!
平に!平に願います!お客様!

はい、ハンバーガーとポテトと…。

あっ、ごいっしょにポテトはいかがですかあ?

あっ、間違えた。
ごいっしょにチキンなどはいかがですかあ?

ただいま期間限定で、
通常の50倍のサイズ、メガチキンも販売中ですよ!

なんっと!ハンバーガー20個分のカロリーがあります!
しばらく食事しなくても、身体に十分なエネルギーが…!

…あら?要りませんか、失礼致しました。

あっ、お客様!お飲み物はいかがなされますかあ?

えっと、コーラとオレンジジュースと、カルピスと炭酸飲料と、
あとシェイクと紅茶とミルクとコーヒーと、
野菜ジュースとスムージー以外なら、なんでもありますよ!

あっ、それ以外が思い付かない?

でしたら!当店オススメの青汁どうですか?!
健康にも良いし、苦みが他の食品をより美味しくしてくれますし、
見た目はちょっとアレですが…。

え?あっ、飲み物は要らないですか。

かしこまりました、じゃあ、サービスでウーロン茶つけときますねっ!

あっ、いいんですよ!お客様、常連さんでしょ?

いやあ、隠したってダメですよ!
私は一度見たお客さんは、絶対に忘れないんですから!

…え?常連じゃない?初めて来た?

またまたあ!お客様、ご冗談を!
つい先日も、コチラでギガポテトを買って行かれたじゃあないですか!

…あっ、自分は地方に住んでいて、
たまたま今日は出張でここに来た…?だから、先日とか絶対にあり得ない…?

…あっ、大変、失礼致しました。

え?あっ、ギガポテトは、
通常の200倍のサイズののポテトでして、
ハンバーガー80個分、シェイク60杯分のカロリーがあります。

しばらく食事しなくても、体内に大量のエネルギーが…!

あっ…。
ご注文…され、ないですよ、ね。ハイ…。

そうですよね。
先日もご注文されたお客様のおかげで、
厨房はギガポテトの製造に全員が駆り出され、
他のお客様へのサービスは止まり、店内はポテトで溢れんばかりになり、
レジは壊れ、バイトは逃げ出し、店長は泣き出し、
人々は火を篝り、風を穢し、地を屠り、水を腐す…。

それはもう、店内は大パニック。
まさに未曽有のカタストロフィ状態に陥ったんですよ…。

…あっ、すいません!
ご注文、まだでしたね!

あっ、えっと、じゃあハンバーガーとポテト、
ドリンクはウーロン茶をサービスで、
それとギガポテトとメガチキンでしたね!

あっ、ちがう。えっ、メガバーガーとギガポテトと、
テラシェイクとミニマムコーヒーを…。

あっ、お客様?まだ会計も済んでないのに、どこへ行かれるのですか?

お客様!おきゃ…お客様あぁぁぁぁぁぁっ!!?


…あっ。

ありがとうございました。
またのお越しを、お待ちしております…。

…よしっ」




追記を閉じる▲

【2017/02/24 18:10】 | 長台詞台本
|
長台詞台本です。
ツイキャスの声劇などで、ご自由にお使いください。

・天使の囀り
配役:「信者」(男性)、『教祖様』(女性)
※台詞内での「」名称は、互いに反転させてあります。

「ああ、教祖様・・・。
本日もありがたいお言葉を、ぜひ宜しくお願い致します・・・」

『迷える子羊たちよ。
救いを私に求めなさい・・・。
私なら、あなたたち全員の苦悩を、悩みのすべてを消すことが出来ます・・・』

「おお、教祖様・・・。
ありがとうございます・・・、でも、苦悩と悩みは同じ意味です・・・」

『迷える子羊たちよ。
私の言葉を信じれば、救いは必ず訪れます・・・。
救われる日は、救いの日は必ずやってきます。
・・・絶対に、絶対に救われる瞬間は、迎えに来てくれるのです・・・』

「おお、教祖様・・・。
ありがたいお言葉ですが、せっかく3回に分けた言葉も、すべて同じ意味です・・・。
あと、向こうから来るはずの救いが、最終的には迎えに来てしまっています・・・」

『信者たちよ!
いや、迷える子羊たちよ!
私の言葉を神の言葉として、神の言葉、すなわち私の言葉に従いなさい・・・!』

「おお、教祖様・・・。
我々は何度となく迷える子羊と呼ばれていますので、
いまさら言い換えていただかなくとも、子羊のままで結構です・・・。
・・・神のお言葉、ありがたく拝聴致します。
ただ、二転三転していたため、神の言葉と言ったら良いのか、
教祖様の言葉として扱ったら良いのか、もうワケがわからなくなっております・・・」

『我が教団は、一層の事業拡大のため、
これまで以上に多額の寄付金が必要となって参りました』

「・・・教祖様。
話し方が神の言葉というより、株主説明会の事業主みたいになっています」

『さあ、迷える羊の信者たちよ!
いまこそ、その信仰心を、教団への献上金という形で吐き出すのです!』

「・・・教祖様。
信者と羊が混ざって、新しい生き物が生まれております・・・。
あと、さっき寄付金だったのが、献上金になって本音が見え見えになっています・・・。
献上金とか、もう年貢の取り立てにしか聞こえません・・・」

『汚れた俗世間の、汚れた紙幣など、すべて捨ててしまいなさい・・・。
・・・紙幣以外も、小銭も、金券も、QUOカードなんかもすべて・・・』

「・・・教祖様。
さすがにQUOカードまで寄付させようとするのは、如何なものかと」

『よし!パーフェクト!
あとは教団を設立して、信者を集めるだけね!』

「全体的にアウトだよ。
もう1回、企画の段階から見直そうよ」

『大丈夫よ!
これ以上企画を考え直して、詰め直したら、
私は神を越えて、女神さまになっちゃうじゃなーい!!』

「・・・女神の方が上なんだ。
それは知らないけど、とりあえず宗教興すのは考え直そうよ」

『えええ・・・。
お姉ちゃん、新しい服欲しかったのになあ。。。』

「・・・動機も、不純過ぎるよ」




追記を閉じる▲

【2017/01/14 15:22】 | 長台詞台本
|
長台詞台本です。
ツイキャスの声劇などで、ご自由にお使いください。

・雨のMelody
配役:女性、背景設定はご自由にどうぞ
※今回はnana等で使い易いように、一人称視点から語る、1人台本です。

「雨・・・・・・。

雨を降らせましょう・・・。
・・・遠く記憶から、彼の姿を消してしまうために・・・・・・。

・・・降り止まない雨が、彼の記憶を洗い流し、
私の中の彼の想い出が、涙と共に、土へと還れるように・・・・・・。

凍て付く冬の風が、無慈悲な雨の音が、
そして・・・彼が私に与えてくれた、優しさや愛、あたたかな温もりが・・・。

・・・身体の痛みも、冷えてしまった手も、涙さえもいつかは乾くでしょう。

けれど、この心に残った切なさだけは・・・・・・。
身を引き裂くほどに、私の中に刻み込まれてしまった幸せの残り香だけは・・・!

誰にも、何にも・・・。
きっと、永遠に消すことは出来ないのでしょう・・・・・・。

ああ・・・。

この雨が私を、私の存在そのものを・・・このまま流して、
愛情も憎悪も哀しみも、すべてを消し去ってくれれば良いのに・・・!

・・・雨の日は、いけませんね。

もう、遠い昔の事です・・・。
過ぎ去った思い出は、この冬の優しい雨で、終わりにさせてもらいましょう・・・・・・」




追記を閉じる▲

【2017/01/12 23:27】 | 長台詞台本
|
長台詞台本です。
ツイキャスの声劇などで、ご自由にお使いください。

・最後の聖戦
配役:「勇者」(男性)、『魔王』(男性女性自由)
※台詞内での「」名称は、互いに反転させてあります。

「・・・ようやく辿り着いたぞ!
数多の仲間の尊い死が、愛する者たちの儚い犠牲が!俺をここへ導いてくれた・・・!
魔王!今こそ、お前を倒して、この世界に再び平和を取り戻して見せるッ!!」

『あ、いらっしゃい。
よく来たねえ、途中の道とか大変だったでしょう?
そこに回復薬いっぱいあるから、とりあえず使っちゃっていいよ』

「・・・・・・え?」

『いや、この城の中ってトラップは多いし、溶岩とかあるし、危ないんだよねえ。
おまけに手下の魔物は強いクセに臆病だから、大概の侵入者とかミンチにしちゃうしさあ。
あ、寒かっただろ?炬燵入るか?炬燵はいいぞ~?日本の宝だよね』

「・・・ふ、ふふふふふ。
邪悪な闇の王め、その手には乗らないぞ・・・!俺を油断させて、倒そうという魂胆だろ!
俺の背中には、貴様に弄ばれた何千もの生命が背負わされているんだ!
貴様の言葉に惑わされるほど、俺の心は弱くはないということを!今、ここで証明してやる!!」

『みかん、食う?』

「よし、わかった!お前、ちょっと話し合おう!」

『え、なになに?とりあえず炬燵入れよ。あったかいぞ~?』

「誰が入るか!いいか、お前の名前は何だ?!魔王だろう?」

『いや、魔王は正確には称号であって、名前は別にあるんだけど・・・。
人間の舌ではどうしても発音できないし、まあ、それなら魔王でいいかなあって・・・』

「違う、そういうことじゃあなくてだ。
お前は人間界を支配して、魔族だけの世界を作ろうとしてるんだろう?
で、俺は勇者だ。お前を倒して、世界の危機を救いたいんだよ。わかるか?」

『そうなんだよ~。
人間も妖精も、あと精霊とか神とか・・・。なんか種類多過ぎてさ、ポケモンみたいだよね』

「軽いんだよ!なあ、俺らにとっては重大な危機なんだよ!
お前の手下に俺は家族を殺されてるし、仲間も殺されてる!だから、ここまで来たんだよ!
俺はおまえを倒しに来てるの!わかるか?俺の言ってること!?」

『それはちょっと置いといてさ、ポケモンの新しいヤツやった?
もうちょっと初代から数も増え過ぎてるし、ポケモンも可愛いの減っちゃったし・・・。
あ、でも3DSはやっぱり面白いんだよ!ゼルダ買っちゃったよ、ゼルダ!』

「ゼルダじゃねえーーー!!俺の仲間の死を、軽く置いとくんじゃねえよ!!
俺とお前は何だ?!勇者と魔王だろ?なんなんだよ、今の会話は!
完全に久しぶりに会った友達としゃべる、中学生のノリじゃないか!違うだろ!」

『えー・・・。お前、「ゼルダの伝説」は名作だぞ?
確かにポケモンも面白いけど、冒険してる気分を味わえるのは、やっぱゼルダだろうよ』

「ゲームの好き好みの話じゃないんだよ!
俺はお前を、倒しに来たの!わかるか!?俺とお前は、戦う運命にあるの!!」

『いや、気持ちはわかるけどさあ・・・。
もうちょっと面倒だし、マリカーとかで決着付けようよ?ダメ?』

「ダメに決まってるだろう!!
世界の命運を、なんでマリオカートで決めなきゃあいけないんだよ!!」

『マリカーは苦手か?うーん、じゃあスト2でもいいし、ぷよぷよでも・・・。
あー・・・でも3D格闘は苦手だから、せめて2Dのゲームにしてくれよ?』

「そういう問題じゃねえーーー!
ゲームで世界の運命を決めるなって言ってるんだよ!軽いんだよ!!」

『じゃあ、お前はどうしたいのよ?ワガママだなあ』

「ワガママ・・・っ!!
お、落ち着け・・・。これはきっと魔王の罠だ。このまま怒りに身を任せては、奴の思う壺だ・・・。
俺のペースを乱すことを狙って、こうしてふざけた態度を取っているに違いない・・・!」

『・・・なんか、お前も大変な奴だなあ。
ワガママとか言って、ごめんな?ドーナツ食うか?美味いのができたんだよ、さっき』

「やかましい!なんで魔王の作ったドーナツを、勇者の俺が食べるんだ!
・・・そんなことより、俺がゲームに勝ったら、本当に世界征服を止めるのか?
そんな約束、お前が守るとは思えないが・・・本気ならば、受けてやろうじゃないか!!」

『え?ホント?やってくれるの!?
やった~!いや、手下の奴らは弱くってさ、CPU対戦だと慣れて来ちゃうし。
対戦相手が欲しかったんだよ!やった~、何やる?格闘?パズル?あ、マリパもあるぞ?』

「・・・・・・。
落ち着け、落ち着くんだ・・・俺!コイツは魔王だ、中学時代の旧友じゃあない・・・。
久しぶりに訪れた友人宅じゃない、ここは魔王の城・・・。ここは魔王の城・・・」

『何にしようかな~・・・。
あ、そういえば暇過ぎて私が作ったRPGもあるんだけど、後でやってみるか?
結構凝って作ったんだけどさ、やっぱ王道がいいかなあって思ってさあ』

「魔王がRPGツクールをするなよ!
いまの世の中が、リアルにRPGなんだよ!オマエのせいで!!」

『ストーリーは魔王を倒して勇者が世界を救う・・・。まあ、ありきたりな話なんだけどさあ』

「ありきたりって言うなあ!!
お前、やっぱり俺をバカにして楽しんでいるんだろう?!
勇者の何が悪い!王道ストーリーの何が悪いんだよお!!」

『あ、ゴメン。
そういう意味で言ったワケじゃあなくてさ、ゴメン!お前の人生は、ありきたりじゃあないよ?ウン!』

「優しさを見せるなああああああ!!
魔王に人生の辛さを慰められる勇者とか、どうしたらいいんだよ!!
俺の人生をこれ以上バカにするなああああ!!」

『ホラ!気を取り直して、とりあえずスト2やろうぜ?
あ、コントローラー1コンの方、お前が使っていいからさ!な?』

「・・・・・・絶対!!
絶対負けないからな・・・!バカにしやがって、この魔王め・・・っ!!」

『こ、こわい・・・。
人間って、おそろしいなあ・・・』

「対戦開始だ!
こうなったら、世界の命運を掛け、てやってやるぜ!!」

『ふははははははは!!
愚かなる挑戦者よ!この魔王に挑もうとは、百年早い!!
人間と魔族の王の力の差、その眼にしかと刻んで朽ち果てるが良いッ!!』

「それを最初から言えよおおおおおおおおお!!!!」


参考資料:https://matome.naver.jp/odai/2140499085600724801?&page=3







追記を閉じる▲

【2017/01/11 17:04】 | 長台詞台本
|