名古屋港水族館太郎、略してポータンと申します。
「コンコンコーン」

『どうぞ』

「ガチャリ、失礼します」

『うん、ドアの音を口で言わなくていいからね』

「有名大学から来ました!どーん!」

『どーん!はやめようか、どーん!は』

「かしこまりました」

『その返しもおかしい気がするけど、今までで一番マシだよ』

「メルシー・ポーク。お褒めの言葉、恐縮のいたり…」

『いや、褒めてないからね』

「さて、では自己紹介から始めさせていただきましょうか」

『あ、面接は私が進めますから、勝手に進行しないでくださいね』

「イエス・マイ・ロード」

『漫画が好きなのはわかりましたよ。はい、ではまず、志望動機を教えてください』

「就職サイトの募集要項を見て、つい…」

『その言い方だと、悪いことしてるみたいだから。やめてくださいね』

「YES!I AM!」

『間違ってますよ、英語は不得意みたいですね』

「チッチッチ」

『はい、ジョジョ好きなのもよくわかりました。では、仕事への意気込みを聞かせてください』

「仕事だから、仕方ないので精いっぱい頑張ります」

『うん、言わなくても良いところまで言ってくれましたね』

「周りのみんなからは、よく正直馬鹿野郎と言われています」

『それはもう悪口ですね。頑張って、直しましょうね』

「世の中には、どんな超能力を以てしても直せないものがあるんですよ」

『要りませんよ、その意味不明な重い話』

「こちらからも、質問よろしいですか?」

『はい、どうぞ』

「まず、時給はいくらですか?」

『ウチはアルバイトを雇う気はないですから、正社員は時給制じゃあないですよ』

「えっ、時給は出ない系ですか?」

『出ない系っていう日本語はおかしいと思いますが、時給は出ませんねえ』

「じゃあ、一時間ごとに何を楽しみに働けば良いのですか?」

『一時間ごとにやる気なくなるんですか、もうちょっと頑張ってくださいね』

「アイイェー!」

『伝わるかどうか微妙な細かいネタは、やめてくださいね』

「では、早速明日から出勤しますね」

『まだ採用してませんよ?』


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【2017/04/20 03:30】 | ネタ
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